プロ野球独立リーグ・BCリーグ優勝胴上げ投手 田代大輝さんインタビュー

レポート, 高橋純一

2021年2月、弊社と業務提携している高橋純一氏(S&Cコーチ/株式会社J.T. STRENGTH & CONDITIONING 代表取締役/以下、JTさん)と野球選手向けの実践的講座を共同開催いたしました。

その講座に参加してくださった独立リーガー田代大輝投手に、JTさんのトレーニングを受けて挑んだ2021年シーズンを振り返っていただきました。


ーーまずは2月、JTさんのトレーニングを受けた時の様子、感想など改めて教えてください。

自分がこれまで強いと思っていた部分・問題ないだろうと思っていた部分が、実は弱点だったという所が何個か見つかりました。得意だと思っていたので今まで課題として取り組んでこなかった部分でした。JTさんに正確に指摘していただいて、その後はしっかり取り組んだことで野球のパフォーマンスを改善することができました。
これまで全く気づいていなかった自身の弱点に気づけたことは、とても大きなことだったと思います。


ーー特に印象に残った気づき・ポイントとなった指摘はありますか?

腹筋のトレーニングが印象に残っています。自分では普通にできると思っていたんですが、いざ教えてもらいながらやったら全くできなかったので…あれは結構ショックでした。
力任せだったらできていたかもしれないんですが、“正しく動かしながら”ということだったので、その時のできなかったという体験は自分でも考えさせられるすごく良い機会になりました。


ーーJTさんの講座を受けて、その後のトレーニングへの影響は?

もちろんその日に習ったトレーニングだけをやっていればいいというわけではないので他のメニューもたくさん行っていましたが、その中でJTさんに教えてもらったことがどのくらいできていればしっかりとパフォーマンスとして出せるのか、ということは意識してやっていました。
自分に必要なもの、やりすぎない方がいいものを自分でも考えながら微調整をしていて、それも以前JTさんからの指摘で自身の弱点に気づけたことが大きいですね。やっぱり細部までよく伝わるんだなというのを感じて、リモートではなくて一度直接見てもらうのは重要だと改めて思いました。


ーーシーズンが始まってからは直接指導いただく機会はなかなか無かったかと思います。その期間のコンディションはどのように管理されていましたか?

JTさんにたまにLINEとか電話で連絡させてもらっていました。
専門分野において、何か困った時に聞ける人がいるのといないのではやっぱり違うなというのを、今年は強く感じました。
わからないことを質問した時にはすぐにフィードバックをいただいて、もう次の日から改善に向けて動けていました。もしJTさんがいなかったら改善できていたかわからないし、悩むところで多くの時間を使ってしまっていたと思います。


ーー1年を通して感じた、これまでのシーズンとの違いなどはありますか?

これまでは自分の弱点への対策の引き出しが少なかったんですね。そこが悪くなったら何をしたらいい、というパターンがあまりなかったので、よく理解しないままやっているだけということがありました。
でも今年は色々なトレーニングを教えてもらったことで自分に合うものも見つかって、調子が良くない期間を短くできたり、調子の波自体もある程度一定に保つことができたと思います。


ーー具体的に試合での動き・成績につながったことはありますか?

これまでは夏場のパフォーマンスが落ちるということが課題としてありました。ですが、JTさんの指導のもと調整を図り、これまでほど落ちずに踏ん張れたのがすごく大きかったと思います。
実は6月末にJTさんにまた直接見ていただける機会があったんですが、体のキレを意識したメニューで指導していただき、自分がその頃取り入れていたトレーニングが良いかどうかなども含めて相談にのっていただきました。
一応球速は昨年の143km/hから148km/hになり、成績としてもBCリーグ中地区のセーブ王を獲ることができました。

ーーパフォーマンスやコンディションに対して、気持ちの面での変化はありましたか?

結果で恩返し、という気持ちがすごくありました。自分のために頑張るのは当たり前なんですが、教えてもらったからにはある程度数字とかパフォーマンスで出さないとその方のためにも自分のためにもならないという思いはあって、モチベーションという意味ではかなり変わったと思います。


ーー田代投手は国内の独立リーグでの活動に加えて、以前ABLのニュージーランドのチームでもプレーされていましたよね。その時の様子を聞かせてください。
(ABL:オーストラリアンベースボールリーグ、オーストラリアのプロ野球リーグ。田代投手は2018-19シーズンに「Auckland TUATARA」でプレー。)

その当時より最近思い返して感じることですが、ニュージーランドやオーストラリアの人たちは自由だったなと思います。自分のことは自分でやるから、というような。
日本と逆で最初はすごく戸惑いました。全然チームで動かないけど大丈夫?って思っていました(笑)自分は、全員で動かなきゃいけないという固定概念があって…。でも途中から、自分のことは自分でやってそれで結果を出していればチームのためにもなる、ということに気づきました。日本のチームではむしろ、ここは個人で動いた方が効率良いのになという点に気づくようになったり。そういった気づきも他の国の野球・文化を知れたのが大きかったと思います。
環境も良かったし、全然不自由はしなかったです。日本がオフシーズンの間、暖かい気候の中でプレーできるのは良いですね!

ーー海外野球もとても良い経験になっているんですね。今回はたっぷりとお話をお聞かせいただきありがとうございました。


◯田代大輝
1997年8月27日 神奈川県出身 左投・左打
神奈川県立商工高-鶴見大学
2018- ルートインBCリーグ・群馬ダイヤモンドペガサス(4年目)
2018-2019 ABL・Auckland TUATARA

田代投手が参加してくださったJTさんのトレーニング、ABL「Auckland TUATARA」での活動に関しては以下のページよりご覧いただけます。

■独立リーグ、社会人野球、女子野球選手向け「“自分を引き出す”オフシーズンに J.T.ハイパフォーマンストレーニング」受付開始​​

独立リーグ、社会人野球、女子野球選手向け「“自分を引き出す”オフシーズンに J.T.ハイパフォーマンストレーニング」受付開始

■【レポート】野球における技術を高めたい方の為の「J.T. ハイパフォーマンストレーニング」​​

【レポート】野球における技術を高めたい方の為の「J.T. ハイパフォーマンストレーニング」

■【海外野球事業】BCリーグ群馬 田代大輝投手が「Auckland TUATARA」でプレー​​

【海外野球事業】BCリーグ群馬 田代大輝投手が「Auckland TUATARA」でプレー

■【レポート】田代大輝投手が経験したABL​​

【レポート】田代大輝投手が経験したABL

弊社では今後も、スポーツの競技者向けの実践講座、海外野球に関するサポートなど積極的に取り組んでまいります。